貴司悦子(読み)キシ エツコ

20世紀日本人名事典 「貴司悦子」の解説

貴司 悦子
キシ エツコ

昭和期の児童文学



生年
明治36(1903)年8月8日

没年
昭和16(1941)年1月14日

出生地
大阪府三島郡春日村

本名
伊藤 恵津

旧姓(旧名)
奇二

学歴〔年〕
大阪府立茨木高女卒

経歴
貴司山治と結婚し、山治のすすめで童話創作をする。昭和11年「村の月夜」を刊行し、没後の17年「蟻の婚礼」が刊行された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「貴司悦子」の解説

貴司悦子 きし-えつこ

1903-1941 昭和時代前期の児童文学作家。
明治36年8月8日生まれ。作家貴司山治と結婚。夫にすすめられ童話創作をはじめる。代表作「蟻(あり)の婚礼」は科学空想を統一した文学と評判を得た。昭和16年1月14日死去。39歳。大阪出身。大阪三島高女卒。著作ほかに「村の月夜」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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