日本歴史地名大系 「貴布弥神社」の解説 貴布弥神社きふねじんじや 愛媛県:北条市下難波村貴布弥神社[現在地名]北条市下難波 西ノ谷丸(まる)山の麓にあり、祭神は高神。旧村社。由緒書に、弘仁年中(八一〇―八二四)越智益永(水)が山城国より勧請したとあり、建武二年(一三三五)赤橋重時の失火で社殿を焼き、正平年中(一三四六―七〇)再建、天授六年(一三八〇)河野通義が修築して以来、河野氏・浅海氏・来島氏の崇敬により繁栄、天正一三年(一五八五)河野氏滅亡とともに大半の社田を没収された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by