貴幸(読み)きこう

精選版 日本国語大辞典 「貴幸」の意味・読み・例文・類語

き‐こう‥カウ【貴幸】

  1. 〘 名詞 〙 天子からかわいがられること。天子から大事にされること。
    1. [初出の実例]「宣帝の時から是がでなうてはと云まわったぞ。奇特によくあるとて貴幸(キカウ)せらるるなり」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)七)
    2. [その他の文献]〔史記‐申屠嘉伝〕

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普及版 字通 「貴幸」の読み・字形・画数・意味

【貴幸】きこう(かう)

を受ける。〔戦国策、楚四〕楚王の君を貴幸するや、兄弟(けいてい)と雖も如(し)かず。

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