貴田寺廃寺(読み)きでんじはいじ

日本歴史地名大系 「貴田寺廃寺」の解説

貴田寺廃寺
きでんじはいじ

[現在地名]松阪市上川町 林

上川うえがわ高田たかた集落の南外れ、高田古墳群が築造された丘陵の北裾の一角、徳和小学校の東接地に寺域が想定される。礎石などの遺構は不明で、寺跡に関連した地割・地名も伝わらず、軒丸瓦と軒平瓦が採取されているにすぎない。軒丸瓦には弁数一六弁の細弁蓮華文瓦二種類と複弁八弁蓮華文瓦一種類がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 十字形 外周

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む