貴遊(読み)きゆう

精選版 日本国語大辞典 「貴遊」の意味・読み・例文・類語

き‐ゆう‥イウ【貴遊・貴游】

  1. 〘 名詞 〙 高貴の家がら。上流社会。また、その家、その人。
    1. [初出の実例]「貴遊子弟。曳裾於虎門之辺」(出典本朝文粋(1060頃)九・学校如林詩序〈大江朝綱〉)
    2. 「或は貴遊(キユウ)或は卑賤患苦」(出典:滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)三)
    3. [その他の文献]〔周礼‐地官・師氏〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む