デジタル大辞泉 「賄ふ」の意味・読み・例文・類語 まい‐な・う〔まひなふ〕【▽賄ふ/▽賂ふ】 [動ハ四]1 神に捧げ物をする。「是らの物を以て―・ひ給へ」〈仲哀紀〉2 贈り物をする。また、賄賂わいろを贈る。「何ぞ使に―・ふ事あらんや」〈今昔・九・三四〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「賄ふ」の意味・読み・例文・類語 まい‐な・うまひなふ【賄・賂・幣】 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「なう」は接尾語 )① 神に捧げ物をする。まいをする。[初出の実例]「天皇の御船、及び穴門の直践立の献る所の水田、〈略〉是等の物を以て幣(マイナヒ)たまへ」(出典:日本書紀(720)仲哀八年九月(熱田本訓))② 人に贈り物をする。特に、賄賂(わいろ)を贈る。[初出の実例]「別に狭井田六町を以て大伴大連に賂(マヒナフ)」(出典:日本書紀(720)安閑元年閏一二月(寛文版訓)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例