コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

資産デフレ しさんでふれ

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

資産デフレ

保有する資産価格(地価株価)の下落により、企業や家計キャピタルロス(含み損)が発生、企業の投資意欲や家計の消費が抑制されることから起こるデフレ現象。バブル崩壊後の日本では、その影響により地価や価が大幅な下落を記録。また実質所得から消費を省いた分が、キャピタルロスを恐れて貯蓄に回り、投資に回らないというジレンマに陥る「資産デフレ」が、景気回復の大きなブレーキとなっていた。投資欲が低調になるため積極的に設備投資などが行なわれず、経済成長にも支障をきたすことも多い。

出典|ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について | 情報

大辞林 第三版の解説

しさんデフレ【資産デフレ】

地価や株価が大幅下落することで、投資や消費が抑制されて起きるデフレ。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

資産デフレ
しさんデフレ
asset deflation

株式,土地といった資産価格が大幅に下落する現象。拡大していた景気が,調整局面に入った際に顕著に現れる。実勢以上に高くなっていた資産価格が下落,手持ち資産が目減りすることで消費支出が減退するといった逆資産効果も生み出し,平成不況の勢いを強めた。企業にとっても金融機関から融資を受ける場合,土地,株式などを担保とするケースが大半なため,その価値が下がれば融資債権の不良債権化,内部資産の悪化といった問題となり,金融機関の貸し渋りなどの社会不安に発展する恐れも大きくなる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

資産デフレの関連キーワード資産インフレ経済計画

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

資産デフレの関連情報