賊害(読み)ゾクガイ

デジタル大辞泉 「賊害」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐がい【賊害】

殺傷すること。また、損害を与えること。
ぜうけて藩籬を―す」〈太平記・一七〉

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精選版 日本国語大辞典 「賊害」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐がい【賊害】

  1. 〘 名詞 〙
  2. そこなうこと。殺すこと。
    1. [初出の実例]「鈍根无智にして、煩悩賊害の機なり」(出典:神道集(1358頃)四)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐袁紹伝〕
  3. 賊から受ける害。
    1. [初出の実例]「今般不慮の賊害に遭ひしこと」(出典:新聞雑誌‐一二号・明治四年(1871)八月)

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普及版 字通 「賊害」の読み・字形・画数・意味

【賊害】ぞくがい

傷つけ害なう。〔漢書、吾丘寿王伝〕するに至るにんで、~知は愚を陷れ、は怯を威(おど)し、(いやし)くもを得るを以て務めと爲し、義理みず。故に變械、相ひする以(ゆゑん)の(あ)げて數ふべからず。

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