賤人(読み)せんじん

精選版 日本国語大辞典 「賤人」の意味・読み・例文・類語

せん‐じん【賤人】

  1. 〘 名詞 〙 身分の低い人。賤者
    1. [初出の実例]「誰能保得万年春、貴人賤人総死去」(出典:経国集(827)一〇・入山興〈空海〉)
    2. [その他の文献]〔礼記‐曲礼上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「賤人」の読み・字形・画数・意味

【賤人】せんじん

身分のない者。〔礼記、曲礼上〕君命じて召すときは、賤人と雖も、大夫・士必ず自ら之れを(むか)ふ。

字通「賤」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android