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質的弁証法 しつてきべんしょうほうqualitative Dialektik

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

質的弁証法
しつてきべんしょうほう
qualitative Dialektik

キルケゴールの弁証法のことで,実存的弁証法ともいう。神と人間,すなわち無限なものと有限なものとの質的差別に立ち,信仰は主体的実存にのみ可能であるとする思想。質的な主体的実存,主観的なものを量化し,神と人間との断絶を無視するヘーゲルの弁証法が「あれもこれも」であるのに対し,質的弁証法は「あれかこれか」という絶対的選択となると説かれる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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