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賻物 ふもつ

世界大百科事典 第2版の解説

ふもつ【賻物】

古代において,位を有する者が死亡した際に支給される葬祭料。喪葬令に詳しい規定がある。京官や国司などの職事官が死亡した際には,正従一位から初位に至るまでの位階に応じて料物が支給された。正従一位には絁30疋,布120端,鉄10連であったのに対し,初位には絁1疋,布4端が支給されるに過ぎず,著しい身分格差があった。散位の三位以上は職事官の3分の2,四・五位はその半分と規定されている。《日本書紀大化2年(646)3月条に見える〈大化の薄葬令〉には,葬送具に関する規定は見えるものの,物については触れていない。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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