赤井火山(読み)あかいかざん

最新 地学事典 「赤井火山」の解説

あかいかざん
赤井火山

Akai volcano

阿蘇カルデラ縁の西側約15kmに噴出中心をもつ小火山で,阿蘇カルデラ火山の側火山。赤井スコリア丘と砥川溶岩からなる単成火山で,噴出中心は,大峰火山とともに阿蘇カルデラ西側の一連の活断層上に配列。赤井スコリア丘は,海抜33m, 比高20~30mの馬蹄形の地形を残すのみで,その大半は断層による変位のため,沖積面下に没している。砥川溶岩は,その大部分が熊本平野の地下に分布し,熊本の地下水の重要な帯水層をなす。地下の分布面積は約60km2, 厚さ最大約70m。溶岩は少斑晶質の安山岩で,SiO258~59%。噴出時期は,阿蘇火砕流のうちのAso-1とAso-2火砕流の間であり,およそ15万年前。参考文献松本徰夫(1974) 火山,第2集,1巻

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