ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「赤外線星」の意味・わかりやすい解説
赤外線星
せきがいせんせい
infrared star
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…赤外線を放出する天体の総称。赤外線星ともいう。1960年代初頭,カリフォルニア工科大学のレイトンR.B.Leighton,ノイゲバウァーG.Neugebauerらは波長2μmで全天の観測を行い,赤外線の非常に強い天体を数多く発見した。…
…しかし,もっとゆっくりした合成過程,高温の熱的な平衡過程などの調整過程も重要である。
[恒星の活動]
オリオン星雲中に,可視光では見えないが強い赤外線を出しているKL天体,BN天体などの赤外線星がある。このような星はできたての星で,ダストを多量に含んだ厚い包被にとりまかれている。…
※「赤外線星」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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