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石墨 セキボク

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デジタル大辞泉の解説

せき‐ぼく【石墨】

炭素からなる鉱物。黒色で金属光沢があり、軟らかい。六方晶系電極、鉛筆の芯(しん)や、原子炉の中性子減速材などに用いる。グラファイト。黒鉛(こくえん)。

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百科事典マイペディアの解説

石墨【せきぼく】

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大辞林 第三版の解説

せきぼく【石墨】

炭素からなる黒色の鉱物。六方晶系。通常は土状・粉状で,はっきりした結晶形を示さない。 → 黒鉛こくえん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

石墨
せきぼく
graphite

炭素Cの成分をもつ鉱物。黒鉛,グラファイトともいう。六方晶系であるが,結晶は小さく,普通鱗状の塊か,粉状,土状をなす。結晶は六角板状で底面が完全劈開。硬度1~2で軟らかく,こすると容易に紙に印がつき,触れると油脂感がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

石墨
せきぼく
graphite

炭素の同素体の一つ。黒鉛(グラファイト)の鉱物名。炭素の元素鉱物として天然にも産するほか、人工的にも多量に合成される。[守永健一・中原勝儼]

人工物

石油コークスなどを1400℃で(かしょう)して揮発分を除き、結合材を加えて800℃で焼成し、2500~3000℃に熱してつくる。灰黒色の光沢ある六方晶系の板状結晶。石墨は層状格子で、平面内での結合は強いのに、平面間を結ぶ力は弱いので、はがれやすい。また、他の原子が反応して平面の間に入り込んだ層間化合物をつくる。融点が高く、熱膨張性が低く、高温に耐えうること、電気・熱の伝導性があること、化学的にも安定であることなどから、鉄鋼、アルミニウム、各種化学工業の分野で電極、導電材、耐火剤、耐薬品材料、減摩剤などとして使われている。[守永健一・中原勝儼]

天然鉱物

非金属元素鉱物のひとつ。六方相と三方相の二つの多型がある。ダイヤモンド、ロンズデール石(2Hおよび4Hの2種の多型がある)、チャオ石とは同質異像関係にある。変成岩、とくにある種の片麻岩(へんまがん)中に濃集して産し、鉱床を形成するほか、再結晶石灰岩中、そのスカルン化産物中、低変成度の広域変成岩中、ある種の閃緑(せんりょく)岩中に産し、含有する岩石に還元環境を与える。変成岩中に脈をなすものではマグマ起源の成因が暗示されている。自形結晶は六角板状をなすが、多くは鱗片(りんぺん)状あるいは土状。日本では、富山県上新川(かみにいかわ)郡千野谷(せんのたに)鉱山(閉山)、岐阜県吉城(よしき)郡河合(かわい)村(現、飛騨(ひだ)市河合町)天生(あもう)鉱山(閉山)などで鉱床として稼行された。英名はギリシア語の「書くこと」を意味するグラフに由来する。[加藤 昭]

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世界大百科事典内の石墨の言及

【黒鉛】より

…グラファイト,石墨(せきぼく)ともいう。炭素Cからなる鉱物の一つで,炭素の同素体。…

【石炭】より

…独立戦争における兵器産業をはじめとする軍需の拡大によって石炭の需要は急増し,アパラチア炭田を中心とする開発が進められ,やがてアメリカはイギリスをしのいで世界有数の産炭国の地位を占めるに至った。
[中国]
 中国では石炭は煤(ばい),煤炭と呼ばれ,古くは石墨と称した。前1000年ころすでに石炭を使用していたといわれるが,文献上の初見は酈(れき)道元の《水経注》である。…

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