赤浦遺跡(読み)あかうらいせき

日本歴史地名大系 「赤浦遺跡」の解説

赤浦遺跡
あかうらいせき

[現在地名]七尾市松百町

赤浦潟の東、標高約三〇メートルの台地上に所在した大規模な縄文時代の遺跡で、一部に貝塚を伴ったが、土取りのため緊急発掘後に消滅している。集落形成の時期は中期前葉から後期前半に及び、おもな検出遺構には竪穴住居跡三棟・土坑二一基・焼土面一一面などがあり、各期の縄文土器のほかに打製石斧・磨製石斧・石鏃・石匙・石錐掻器・石槍・石錘・石皿・凹石・磨石・敲石・玉類・耳飾・土偶・三角形土製品・耳栓など多彩な遺物が出土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む