赫灼(読み)カクシャク

精選版 日本国語大辞典 「赫灼」の意味・読み・例文・類語

かく‐しゃく【赫灼】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動タリ ) 光り輝くこと。また、輝いて明るいさま。赫奕(かくやく)
    1. [初出の実例]「光耀赫灼(〈注〉ヒカリカガヤキ)として慕べきを覚ゆべし」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇)
    2. 「青天の清爽なるを社会に示さんとする一箇の電光各地に赫灼せり」(出典:日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android