青天(読み)セイテン

デジタル大辞泉 「青天」の意味・読み・例文・類語

せい‐てん【青天】

晴れ渡った青空蒼天そうてん晴天
[類語]碧落青雲朝空夕空夜空初空秋空秋の空冬空寒空寒天星空

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精選版 日本国語大辞典 「青天」の意味・読み・例文・類語

せい‐てん【青天】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 青くすみわたった空。晴れた空。青空。蒼天。晴天。
    1. [初出の実例]「紫府欲仙駕、青天曾助鵬翼飛」(出典経国集(827)一三・奉和太上天皇青山歌〈良岑安世〉)
    2. 「おもひ切たる死ぐるひ見よ〈史邦〉 青天に有明月の朝ぼらけ〈去来〉」(出典:俳諧・猿蓑(1691)五)
    3. [その他の文献]〔列子‐黄帝〕
  3. 天をつかさどる道理。または、つかさどるもの。天意
    1. [初出の実例]「いかでか青天(セイテン)をあざむくべきや」(出典:読本・昔話稲妻表紙(1806)五)

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普及版 字通 「青天」の読み・字形・画数・意味

【青天】せいてん

よく晴れた空。唐・韓〔崔群に与ふる書〕鳳皇は、賢愚皆以て美瑞と爲し、天白日は、奴隷も亦た其のなるを知る。

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