岩石学辞典 「超塩基性」の解説 超塩基性 SiO2量が低く,塩基性岩よりも低い火成岩を記述するときに用いる.一般にSiO2量が45%以下の岩石に用いる.この岩石はダナイト(dunite)のように,一種類かそれ以上のマフィック鉱物からなる特徴をもつものが多いが,岩石によっては塩基性長石を含むものがある.斜長岩(anorthosite)はその例である[Kjerulf : 1854, Judd : 1881].超苦鉄質岩(ultramafic rock)と超塩基性岩とは一致しない場合がある. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報