越原神社(読み)おつぱらじんじや

日本歴史地名大系 「越原神社」の解説

越原神社
おつぱらじんじや

[現在地名]東白川村越原

越原の日向ひよもに鎮座する。祭神建速須佐之男命・伊邪那岐神・伊邪那美神のほか五柱。旧村社。応永(一三九四―一四二八)の頃牛頭天王を勧請し、近郷の崇敬を集めたという。貞享二年(一六八五)の棟札によると、越原村庄屋安江三右衛門正家が願主となり、近郷の崇敬者の奉加により社殿を再建してから祭も盛大となる。越原村庄屋安江雄右衛門正手記(越原文書)によると、寛政七年(一七九五)足の悪い女が病気平癒を祈願しながら各地を巡り、当社頭において一夜祈ったところ、まったく平癒した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む