越後兎(読み)エチゴウサギ

デジタル大辞泉 「越後兎」の意味・読み・例文・類語

えちご‐うさぎ〔ヱチゴ‐〕【越後×兎】

トウホクノウサギ別名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「越後兎」の意味・読み・例文・類語

えちご‐うさぎヱチゴ‥【越後兎】

  1. 〘 名詞 〙 東北地方、日本海側地方にすむノウサギの一亜種。季節により体色を変え、夏は灰褐色黒みを帯び、冬は白色で耳の先だけ黒い。保護色好例。とうほくのうさぎ。しろうさぎ。
    1. [初出の実例]「白き物こそ黒くなりけれ 古筆は越後兎の毛でゆひて〈貞徳〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一七)

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