越智勇一(読み)オチ ユウイチ

20世紀日本人名事典 「越智勇一」の解説

越智 勇一
オチ ユウイチ

昭和期の家畜微生物学者,獣医学者 麻布大学名誉学長;東京大学名誉教授。



生年
明治35(1902)年9月12日

没年
平成4(1992)年2月13日

出生地
愛媛県周桑郡小松町

学歴〔年〕
東京帝大農学部獣医学科〔大正15年〕卒

学位〔年〕
農学博士〔昭和13年〕

主な受賞名〔年〕
日本農学賞〔昭和28年〕,森永奉仕会賞,ハノーバー大学(ドイツ)名誉獣医学博士号

経歴
朝鮮総督府獣疫血清製造所技師・家畜衛生研究所技師を経て、昭和23年東大教授、35年農学部長を務め、38年退官。のち麻布獣医科大(現・麻布大学)学長に就任。日本農学会長や日本獣医学会長、第9〜10期日本学術会議会長などを歴任。家畜細菌学の権威著書に「家畜伝染病」「獣医公衆衛生学」、「動物のいのち」(監修)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「越智勇一」の解説

越智勇一 おち-ゆういち

1902-1992 昭和時代の獣医学者。
明治35年9月12日生まれ。朝鮮総督府家畜衛生研究所長をへて,昭和23年東大教授。退官後,麻布(あざぶ)獣医大(現麻布大)学長。家畜微生物学を研究し,伝染病の自然発生感染説をとなえ,こんにち「日和見感染症」の名で知られる。学術会議会長,日本農学会会長などもつとめた。平成4年2月13日死去。89歳。愛媛県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「越智勇一」の解説

越智 勇一 (おち ゆういち)

生年月日:1902年9月12日
昭和時代の獣医学者。麻布大学学長;東京大学教授
1992年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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