日本歴史地名大系 「越本村」の解説 越本村こしもとむら 群馬県:利根郡片品村越本村[現在地名]片品村越本東小川(ひがしおがわ)村鎌田(かまだ)の北、片品川沿いにあり会津街道が通る。郷帳類には腰本と記される。寛文郷帳では北接する土出(つちいで)村に含まれる。寛文二年(一六六二)の検地帳(「片品村史」所収)があるが、表紙には「越本大田村御検地帳」とあり、見返しに「土出村之内越本分」と記されている。高一千二一二石余、うち田方四〇石余(反別三町六反余)・畑方一千一七二石余。貞享二年(一六八五)の旧真田領村高書上控では一村として高付されており、二二〇石余。天和元年(一六八一)の煙草畑改帳(県立文書館蔵)によると約三反ほどに煙草を植付けており、永五四四文を納めている。江戸後期の御改革組合村高帳では幕府領、家数一一五。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by