越畑城跡(読み)おつぱたじようあと

日本歴史地名大系 「越畑城跡」の解説

越畑城跡
おつぱたじようあと

[現在地名]嵐山町越畑

市野(いちの)川の東に横たわる長尾根状の丘陵上にある。本郭のある地点は標高一一〇メートル。北西眼前には高見(たかみ)城跡(現小川町)が見通せ、西方眼下を市野川沿いに走る中世の鎌倉街道上道が通る。尾根続きの南端には杉山(すぎやま)城跡が所在。山内・扇谷両上杉氏の抗争において長享二年(一四八八)六月には当地南方の須賀谷(すがや)(菅谷)原で、同年一一月には高見原で合戦が行われているが、当城はこのときに物見の砦として築かれたと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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