越階(読み)オッカイ

デジタル大辞泉 「越階」の意味・読み・例文・類語

おっ‐かい〔ヲツ‐〕【越階】

順序を飛び越えて位階が昇進すること。越任おつにん
「―とて二階をするこそありがたき朝恩なるに」〈平家一一

えっ‐かい〔ヱツ‐〕【越階】

おっかい(越階)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「越階」の意味・読み・例文・類語

おっ‐かい ヲッ‥【越階】

〘名〙 律令制に定める位階の順序を経ないで、段階を飛び越えて昇進すること。越任(おつにん)
※平家(13C前)一一「鎌倉の前兵衛佐頼朝朝臣、従二位し給ふ。越階とて二階をするこそありがたき朝恩なるに、是はすでに三階なり」

えっ‐かい ヱッ‥【越階】

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