趙明煕(読み)ちょうめいき(その他表記)Cho Myǒng-hǔi

改訂新版 世界大百科事典 「趙明煕」の意味・わかりやすい解説

趙明煕 (ちょうめいき)
Cho Myǒng-hǔi
生没年:1892-1942

朝鮮の詩人,小説家。号は抱石。忠清北道鎮川生れ。渡日して東洋大学哲学科に学ぶ。1923年帰国して記者生活ののち,28年ソ連領に入り主に教員生活を送る。36年ハバロフスクでソ連作家同盟極東地区常務として働き,ソ連で生涯をおえた。この間25年カップ(朝鮮プロレタリア芸術同盟)創建に参加。故郷を奪われた主人公の闘いと死を描いた代表作《洛東江》(1927)は,革命的ロマンティシズムに溢れる短編であり,朝鮮プロレタリア文学史にきわだつ秀作といえよう。他に詩集《春草の上にて》(1924),短編《土の中へ》(1925)などがある。
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