足保村(読み)あしぼむら

日本歴史地名大系 「足保村」の解説

足保村
あしぼむら

[現在地名]沼津市西浦足保にしうらあしぼ

古宇こう村の西にある。北は海(内浦湾)に面し、西は久料くりよう村。応安七年(一三七四)一一月一四日の足利義満御判御教書(浄光明寺文書)に「浄光明寺慈光院領伊豆国三津庄内平沢・立保・葦保・久料四ケ村」とみえ、当地を含む三津みと庄四ヵ村が鎌倉浄光明じようこうみよう慈光じこう院に安堵されている。江戸時代の領主変遷久連くづら村に同じ。天正一八年(一五九〇)伊奈忠次による検地高は京高で四石余(年未詳「大橋海老助宛代官割状」大川家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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