足利安王・春王

山川 日本史小辞典 改訂新版 「足利安王・春王」の解説

足利安王・春王
あしかがやすおう・はるおう

安王1429~41.5.16 春王1431~41.5.16

4代鎌倉公方(くぼう)持氏の次男三男。1439年(永享11)永享の乱で敗れた父と兄義久が自刃すると,鎌倉から常陸脱出。40年3月,同国木所城(現,茨城県桜川市)で挙兵,結城氏朝に迎えられ下総国結城城に入る(結城合戦)。翌年4月,幕府軍により落城すると兄弟は捕らえられ,京都への護送途中,美濃国垂井の金蓮寺で殺された。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

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