足形(読み)アシガタ

デジタル大辞泉 「足形」の意味・読み・例文・類語

あし‐がた【足形/足型】

《「あしかた」とも》
足の形。また、地面や物を踏んだあとに残る、足の形。あしあと。
(足型)靴・足袋たびなどを作るのに使う、足の形をした木型
[補説]人の足形は次の3種類に分けられる。日本人はエジプト型が多いとされている。
エジプト型 拇指ぼしがもっとも長い
ギリシャ型 第2指が拇指よりも長い
スクエア型 すべての指の長さがほぼ等しい

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精選版 日本国語大辞典 「足形」の意味・読み・例文・類語

あし‐がた【足形・足型】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あしかた」とも )
  2. 歩いたあと。また、踏んだあとに残る足の形。足のかた。足跡
    1. [初出の実例]「かかる雨にのぼり侍らば、あしかたつきて、いとふびんにきたなくなり侍りなん」(出典:枕草子(10C終)一〇三)
    2. 「大きなる犬のあしがたありて」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一二)
  3. ( 足型 ) 靴づくりの資料として採取する、足の輪郭線。
    1. [初出の実例]「沓の足型(アシカタ)は、木を斵りて造す」(出典米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四)

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