足滝(読み)あしだき

日本歴史地名大系 「足滝」の解説

足滝
あしだき

[現在地名]津南町上郷寺石 足滝

寺石てらいし村の枝村。本村の東、信濃川沿いにある。正保国絵図に「芦滝村」高三三石余がみえる。元禄五年(一六九二)の寺石村明細帳(石沢高能氏蔵)では田三町三反余・畑五反余。青苧畑一反余・切替畑三反余、漆一〇本。家数は本百姓六、男四二・女二六、馬六。小物成のなかに鮭一尺・縮二反がある。釈迦堂・十二神社・地蔵堂がある。用水は足滝沢・反り沢から取水する。文化五年(一八〇八)取替証文(橋野英雄氏蔵)によると、この年赤沢あかさわ反里そりとの間に新規渡船が認められた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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