踏合(読み)ふみあわせ

精選版 日本国語大辞典 「踏合」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐あわせ ‥あはせ【踏合】

〘名〙 出産死亡などの穢(けが)れに行き合わせること。忌むべきこととされ、清浄な身にもどるまで朝参神事を避けた。ゆきぶれ。触穢(しょくえ)。ふみあい。
言継卿記‐永祿九年(1566)一一月八日「葉室御香に出京、但踏合之子細有之とて、則被帰了」

ふみ‐あい ‥あひ【踏合】

男重宝記(元祿六年)(1693)四「踏合(フミアヒ)は当日一日のけがれ也と」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android