躙り寄る(読み)ニジリヨル

デジタル大辞泉 「躙り寄る」の意味・読み・例文・類語

にじり‐よ・る【×躙り寄る】

[動ラ五(四)]座ったままじりじりとひざで進み寄る。「火鉢そばに―・る」「―・って耳打ちする」
[類語]すり寄る詰め寄る歩み寄る駆け寄る走り寄る忍び寄る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「躙り寄る」の意味・読み・例文・類語

にじり‐よ・る【躙寄】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 座ったまま動いて少しずつそばに寄る。また、あとへはひかないといった気迫でじわじわと寄る。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「いふ程側へにじり寄り」(出典:浄瑠璃・女殺油地獄(1721)下)

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