デジタル大辞泉
「歩み寄る」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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あゆみ‐よ・る【歩寄】
- 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
- ① 歩いて近寄る。互いに近づき合う。
- [初出の実例]「かかりければ、この男、をかしきやうに思ひて、あゆみよりてあれば」(出典:平中物語(965頃)一七)
- 「障子をいとみそかに押しあけ給ひて、やをらあゆみより給ふも」(出典:源氏物語(1001‐14頃)東屋)
- ② 意見、主張などを互いに譲歩する。折り合いをつける。
- [初出の実例]「さう言はずに、何とか歩み寄ったらどうだね。千倆もちと高えやうだが、百両もあんまり可哀相だね」(出典:天国の記録(1930)〈下村千秋〉一一)
- ③ 双方の取引値段が次第に寄りつく。双方の値段が折り合う。〔取引所用語字彙(1917)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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