身を尽くす(読み)ミヲツクス

デジタル大辞泉 「身を尽くす」の意味・読み・例文・類語

く・す

自分のすべてをそのために捧げる。一身を捧げる。和歌では多く澪標みおつくし」にかけて用いる。
「わびぬれば今はたおなじ難波なる―・しても逢はむとぞ思ふ」〈後撰・恋四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「身を尽くす」の意味・読み・例文・類語

み【身】 を 尽(つ)くす

  1. 心身限りを尽くす。まごころを尽くす。一身をささげる。生命をかける。和歌では、多く「澪標(みおつくし)」にかけて用いる。
    1. [初出の実例]「わびぬれば今はたおなじ難波なる身をつくしても逢はんとぞ思ふ〈元良親王〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)恋五・九六〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む