車戸宗功(読み)くるまど むねいさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「車戸宗功」の解説

車戸宗功 くるまど-むねいさ

1835-1903 幕末-明治時代の神職
天保(てんぽう)6年2月10日生まれ。平田篤胤(あつたね)門の国学者で,近江(おうみ)(滋賀県)多賀神社自邸を諸国勤王派の交流の場とする。近江彦根藩と,その動向をさぐる長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩,土佐高知藩との意思疎通をはかる。維新後,高宮神社社掌となった。明治36年1月8日死去。69歳。通称は造酒。名は「むねたか」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android