社掌(読み)シャショウ

デジタル大辞泉 「社掌」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐しょう〔‐シヤウ〕【社掌】

旧制で、神職職名府県社郷社社司の下に属し、村社無格社では祭祀さいしをつかさどり、庶務を管理した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「社掌」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐しょう‥シャウ【社掌】

  1. 〘 名詞 〙 明治二七年(一八九四二月勅令で設けられた神職の職名。第二次世界大戦後廃止された。
  2. (イ) 府県・郷社および内務大臣の指定した護国神社で、社司の下に属し、神明に奉仕し、祭祀や庶務に従事した神職。
  3. (ロ) 村社以下の神社および内務大臣の指定しない護国神社で一切の事務を取り扱った神職。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android