…作品は長歌13首,短歌37首,計50首。作品のあり方から,柿本人麻呂の流れを汲む宮廷歌人であり,行幸従駕のおりに赤人と同行している笠金村(かさのかなむら),車持千年(くるまもちのちとせ)とも同系の歌人で,彼らの後輩であったらしい。長歌は人麻呂と比較され,独創性の不足,迫力のなさがいわれているが,賛歌は先例のある型や表現によるのが当然であり,そのうえで新味を加えようとした。…
※「車持千年」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...