車神社(読み)くるまじんじや

日本歴史地名大系 「車神社」の解説

車神社
くるまじんじや

[現在地名]豊橋市植田町

俗に海豚ふぐの森というところにある。全長四二メートルほどの前方後円墳を削った上に建っている。祭神武甕槌命ほか五柱。社伝に神亀二年(七二五)創立という。また口碑に、夕方満潮にしたがい、貴人(正仁明神)がうつぼ舟に乗ってこの地に上陸し、申酉の方三町の地にしばらく滞留したといい、後人がこの貴人の御霊を奉祀して車大明神と号したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android