海豚(読み)イルカ

デジタル大辞泉 「海豚」の意味・読み・例文・類語

いるか【海豚】

クジラ目の哺乳類うち、小形のハクジラ類の総称体長1~5メートル、体形は紡錘状、口の先がくちばし状で、背びれのあるものが多い。マイルカカマイルカバンドウイルカなど大部分が海洋性であるが、カワイルカなど淡水にすむものもある。多くは群れをなして泳ぎ、魚類主食とする。知能が高い。 冬》
[類語]鬚鯨長須鯨白長須鯨背美鯨座頭鯨歯鯨抹香鯨しゃち儒艮じゅごん

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精選版 日本国語大辞典 「海豚」の意味・読み・例文・類語

いるか【海豚】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 哺乳類クジラ目に属し、体長約五メートル以下のハクジラの総称。シロイルカイッカクのほかは、あごに多数の歯がある。鼻孔は一個で半月形、多くは背びれをもつ。マイルカのほか、カマイルカ、バンドウイルカ、スジイルカなど種類は多く、ふつう海に群生するが、アマゾン川など淡水にすむカワイルカもいる。知能が高い。かつては脂肪は機械油に、肉は食用にした。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「鮪 伊留加」(出典:新撰字鏡(898‐901頃))
  3. まいるか(真海豚)」の通称。

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普及版 字通 「海豚」の読み・字形・画数・意味

【海豚】かいとん

いるか。

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