車輪灯(読み)しゃりんとう

精選版 日本国語大辞典 「車輪灯」の意味・読み・例文・類語

しゃりん‐とう【車輪灯】

  1. 〘 名詞 〙 輪灯一種。薬師続命幡灯の法によって、七層の輪台の一々に七灯を点じて四十九灯としたり、七灯を点じた輪台を七つ並べたりするもので、七灯が車輪の形に似ているところからいう。
    1. [初出の実例]「御堂に万燈会せさせ給はんとおぼしめして、〈略〉車輪燈には車の形を造り」(出典:栄花物語(1028‐92頃)御裳着)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android