軌道エレベーター(読み)キドウエレベーター

デジタル大辞泉 「軌道エレベーター」の意味・読み・例文・類語

きどう‐エレベーター〔キダウ‐〕【軌道エレベーター】

地上から宇宙空間にまで達する軌道をもつ、未来技術に基づく想像上のエレベーター。高強度のケーブルを人工衛星などから地上に垂らし、逆方向にも遠心力を使って伸ばして約10万キロの長さの軌道を建造する。軌道を伝う昇降機で人や物を運搬する構想で、従来のロケットで運搬するより燃料消費やコスト面で優れる。宇宙エレベーター。
[補説]実現のための最大の課題は、ケーブルの素材として、軽量で、極めて高い引っ張り強度をもつ素材が必要なことで、カーボンナノチューブが有望視されている。また、建造場所として、地球の自転による遠心力を有効に使えることから、赤道付近の海上が好適とされている。

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