軍君(読み)こにきし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「軍君」の解説

軍君 こにきし

?-477 百済(くだら)(朝鮮)の王子
日本書紀」によれば加須利君(かすりのきし)(蓋鹵(こうろ)王)の弟で,雄略(ゆうりゃく)天皇5年加須利君は日本への女性の献上をやめて,軍君を派遣し天皇につかえさせたという。「三国史記」によれば文周王の弟で,文周王3年内臣左平となるが,同年7月死去。昆支(こにき),琨支とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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