軍君(読み)いくさぎみ

精選版 日本国語大辞典 「軍君」の意味・読み・例文・類語

いくさ‐ぎみ【軍君・軍将】

  1. 〘 名詞 〙いくさ(軍)の君
    1. [初出の実例]「 通帥字〈略〉イクサギミ」(出典:観智院本名義抄(1241))

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関連語 名詞 実例 初出

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「軍君」の解説

軍君 こにきし

?-477 百済(くだら)(朝鮮)の王子
日本書紀」によれば加須利君(かすりのきし)(蓋鹵(こうろ)王)の弟で,雄略(ゆうりゃく)天皇5年加須利君は日本への女性の献上をやめて,軍君を派遣し天皇につかえさせたという。「三国史記」によれば文周王の弟で,文周王3年内臣左平となるが,同年7月死去。昆支(こにき),琨支とも。

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