軍配虫(読み)グンバイムシ

デジタル大辞泉 「軍配虫」の意味・読み・例文・類語

ぐんばい‐むし【軍配虫】

半翅はんし目グンバイムシ科の昆虫総称。大きさ3~4ミリのカメムシで、はねを閉じた形が軍配うちわに似る。菊・ツツジなどの葉につき汁を吸う害虫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 うちわ 名詞

精選版 日本国語大辞典 「軍配虫」の意味・読み・例文・類語

ぐんばい‐むし【軍配虫】

  1. 〘 名詞 〙 カメムシ(半翅)目グンバイムシ科に属する昆虫の総称。体長二~四ミリメートルで、前胸と上ばね両側へ広がり、軍配団扇(うちわ)をさかさにした形に似る。サクラナシリンゴ、ツツジ、クリキクなどに多数集まり、害することもある。世界各地に分布し、日本では約七〇種知られている。〔日本昆虫学(1898)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「軍配虫」の解説

軍配虫 (グンバイムシ)

動物。グンバイムシ科の昆虫の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android