軒檻(読み)けんかん

精選版 日本国語大辞典 「軒檻」の意味・読み・例文・類語

けん‐かん【軒檻】

  1. 〘 名詞 〙 てすり。欄干
    1. [初出の実例]「あはれにおぼゆれば手すさびに軒檻に書きつく」(出典:和泉式部続集(11C中)上)
    2. [その他の文献]〔漢書‐吏丹伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「軒檻」の読み・字形・画数・意味

【軒檻】けんかん

殿前手すり。魏・王粲登楼の賦〕軒檻に憑(よ)りて以て遙かに臨み、北風に向つて襟を開く。

字通「軒」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android