最新 地学事典 「軟弱地盤」の解説
なんじゃくじばん
軟弱地盤
soft ground
非常に軟らかい粘土あるいは緩い砂からなる地盤の総称。圧縮性が高く剪断強度が低いため,大きな沈下やすべりが発生しやすく,土木・建築構造物の支持層となりにくい。また,地下水の汲上げによる圧密沈下,地震時には振幅の大きな揺れ・砂質土の液状化現象等による被害が発生しやすい。完新世の海岸平野での海成堆積物・埋立地,台地の谷部を埋める腐植土等がこれに当たり,日本では大都市の多くがこの上に形成されている。
執筆者:柴崎 達雄・黒田 真一郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

