転迷(読み)てんめい

精選版 日本国語大辞典 「転迷」の意味・読み・例文・類語

てん‐めい【転迷】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いよいよ迷うこと。ますます迷うこと。〔柳宗元‐柳州二月榕葉落尽偶題詩〕
  3. 仏語。三界生死の迷いを翻して捨てること。また、一般的に迷いから脱するようにすること。→転迷開悟
    1. [初出の実例]「然らば進みて転迷の媒(なかだち)とならんことを試みんか」(出典:智慧袋(1898)〈森鴎外偽善迷信と)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「転迷」の読み・字形・画数・意味

【転迷】てんめい

迷う。

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