デジタル大辞泉 「転音」の意味・読み・例文・類語 てん‐おん【転音】 二語が連なって複合語をつくる際に音が変わること。また、その音。「あめ(雨)」と「かさ(傘)」とが複合して「あまがさ」となる類。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「転音」の意味・読み・例文・類語 てん‐おん【転音】 〘 名詞 〙 語音が本来の形を変えること。また、その変わった音。日本語では主として、複合語をつくる際の、前の部分の語末におこる母音の転換をいう。酒(さけ)→酒樽(さかだる)の「か」、舟(ふね)→舟足(ふなあし)の「な」の類。[初出の実例]「紅毛人日本を、ヤパン又ヤポンといふは転音なり」(出典:紅毛雑話(1787)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例