軸飾り(読み)ジクカザリ

デジタル大辞泉 「軸飾り」の意味・読み・例文・類語

じく‐かざり〔ヂク‐〕【軸飾り】

茶の湯で、宸翰しんかん拝領の軸、名物の軸などの扱い方。軸物を巻いたまま外題げだいを上にしてとこに飾ること。

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精選版 日本国語大辞典 「軸飾り」の意味・読み・例文・類語

じく‐かざりヂク‥【軸飾・軸荘】

  1. 〘 名詞 〙 茶席の床(とこ)に、外題を上にして、軸物を巻いたまま袱紗(ふくさ)に載せて飾ること。主客挨拶(あいさつ)の後、正客から所望して掛けて拝見する。外題(げだい)飾り。
    1. [初出の実例]「掛物飾、軸飾と申す事の候由承りぬ。是は飾らでかなはぬ道具にて致すことに候やと伺ふ」(出典:随筆・槐記(茶道古典全集所収)‐享保一二年(1727)五月二三日)

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