軽慢(読み)キョウマン

デジタル大辞泉 「軽慢」の意味・読み・例文・類語

きょう‐まん〔キヤウ‐〕【軽慢】

おごり高ぶって、人をあなどること。
「何ぞ人に殺害せられ、人に―せらるる者あるぞ」〈今昔・三・二〇〉

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精選版 日本国語大辞典 「軽慢」の意味・読み・例文・類語

きょう‐まんキャウ‥【軽慢】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「きょう」は「軽」の呉音 ) おごりたかぶって人を馬鹿にすること。他人を軽蔑しあなどること。けいまん。
    1. [初出の実例]「今日使馬助業実、乗尻等極軽慢仍申無術由」(出典:殿暦‐嘉承元年(1106)一一月七日)
    2. 「何ぞ人に殺害せられ、人に軽慢(きゃうまん)せらるる者有るぞと」(出典今昔物語集(1120頃か)三)
    3. [その他の文献]〔法華経‐常不軽菩薩品〕

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普及版 字通 「軽慢」の読み・字形・画数・意味

【軽慢】けいまん

侮る。

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