軽羅(読み)ケイラ

精選版 日本国語大辞典 「軽羅」の意味・読み・例文・類語

けい‐ら【軽羅】

  1. 〘 名詞 〙 かるいうすもの。うすい絹布、紗(しゃ)、絽(ろ)など。《 季語・夏 》 〔続日本紀‐養老七年(723)八月甲午〕
    1. [初出の実例]「軽羅(ケイラ)張几張の中より、小々(ささやか)なる声して」(出典:浮世草子・近代艷隠者(1686)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「軽羅」の読み・字形・画数・意味

【軽羅】けいら

うすぎぬ。唐・劉希夷〔公子行〕詩 願はくは輕羅と作(な)つて、細かん 願はくはと爲つて、嬌面たん

字通「軽」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android